私はいつのころからか、自分のことが好きじゃなくなりました。
正確に言うと、メンタルの調子がいい時は好きだけど、調子悪くなると途端に自己嫌悪になるんです。なので、基本好きなんだと思います。好きというか、私はこういうやつだよね、と思えている感じです。それが自己肯定感というものなんだと思うんです。でも、それが調子が悪くなると消えてなくなり自己嫌悪感しかなくなるからたちが悪い。自己肯定感には、メンタルの調子が悪い時にこそ寄り添っていてほしいのに。
いつからこんな風になったのか、ちょっと昔を振り返ってみたいと思います。
~小学校
3人兄弟の真ん中っ子、男女男という兄弟だったので、とてもかわいがってもらいました。父からは「良い子良い子」と言われ、多少のわがままは全部聞いてもらってたように思います。小学生の時は勉強もできたし友達もいたし、あまり深いことも考えず毎日それなりに楽しく生きていました。何も考えないって最高ですよね。親から勉強しろと言われた記憶もないし、仕事が忙しかったのもあってあまり気にかけてもらえてなかったような記憶があります。それでも、夕食は家族全員そろって食べていたし、兄弟と遊んだりしていたので寂しかった記憶はほぼありません。幸せな時期だったと思います。小学校の頃の嫌な記憶は2つ。1つは、気に入って買った筆箱がたまたまクラスメイトと同じだったというだけで「まねされた」と言われたこと。その子はクラスの中でも結構イケイケなグループの子で周りに3人くらいいつも従えてました(いや、普通に友達だっただけか)。気の弱かった私はとても悪いことをしたような気がして、だけど納得いかないので怒りも湧いてきて、それをその筆箱に向けました。結果壊してしまいました。少ないお小遣いで買ったお気に入りの筆箱になるはずだったのに、たった一言で台無しにしてしまったんですね。なんともったいないことをした、親にも申し訳ないし、物にも申し訳ないです。
そこから、妙に人の目を気にするようになりました。何も言われたくないという気持ちが強かったんだと思います。人と違うことをすることにすごく抵抗を感じるようになりました。目立つのも真似するのも嫌で、ひっそりひっそり生活するようになりました。
もう一つは、階段を下りているときに後ろから「円形脱毛症じゃない?」と言われたことです。そんな言葉を聞いたことなかったので何を言われているのか全く分かりませんでした。その子も意地悪で言ったんじゃないと思うけど、真意は分かりません。まぁ、結果円形脱毛症ではなかったです、そんなストレスを溜めるタイプの小学生でもなかったですし。その友達は、細い髪の毛&つむじらへんの生え方で禿げてるように見えたんでしょう。それから私は頭頂部がものすごく気になるようになりました。今もちょっと気になりますね。美容院に行った時には相談します。どうしたらいいですか?って。でも、薄いって言われたことは一度もない(美容師さんって言ってくれないのかな?)ので薄いんではないと思うんです。でもやっぱり気になりますよね。ただ、救いなのは、鏡を見てもぱっと見えないことですかね。顔面に気になる箇所があるのと頭頂部が気になるのでは目に入る回数が圧倒的に少ないので。
中学校
中学の嫌な思い出を直視します。
中1
泣いているクラスメイトを茶化す男子がいたので、あっちに行っててと言ったら「困っているクラスメイトに声をかけて何が悪いんだ」と言われ、それだけならよかったけど、泣いていると思ったその子は笑ってました。これ、結構トラウマですね。それで、男子が嫌いになりました。同じ空間に男がいるだけで息苦しかったです。女子高を選んだくらいですからね、そうとう引きずりました。ちなみに女子高は最高でした。
あとは思春期真っただ中でしたね。気分の浮き沈みが激しく、どうしてもいつも同じテンションでいるってことが難しかったです。
中2
部活ばかりやってました。3年生たちと仲が良かったのでひたすら楽しかったですね。練習もきつくなかったし。しかも、そこそこできたので面白かったのもあります。
2年生は、嫌な思い出は特にないかもしれないです。部長を決める時に顧問の先生がうざかったくらいですかね。今思ってもそうとううざい先生でした。
中3
受験勉強は大変だった記憶はなく、当時の私は不安でいっぱいで勉強もがんばっていたように思いますが、今振り返れば甘っちょろかったですね。もっとできたように思います。それでもそこそこの進学校に受かったんでラッキーでした。
中1の時の出来事をきっちり引きずって、女子高しか考えていなかったのですが、当時は選択肢がたくさんありました。もう今は合併しちゃって共学が多くなってますけどね。
中3の時には気分の浮き沈みも終わっていたので、楽しかったです。ただ、世の中への不満は少しずつ出てきてたように思います。視野が広くなってきていたんでしょうね。政治家は何をやっているのかよくわからないし、円高円安って誰が決めてるの?先物取引ってなんだよ、とか。先生は偉そうなことしか言わないしね。
・・・十分思春期ですかね?笑 今でいう中二病って感じかもしれないです。でも、ほぼ中2なんで病気じゃないかな。
高校
女子高は最高でした。とにかく楽しかった。進学校だったけど私はまったく勉強しなかったです。部活をして、友達と遊んで話して、それだけでした。自転車通学で片道30分以上だったんで、今思うと運動もしっかりしていたんですよね。たぶんメンタルの安定には大きな影響があったと思います、今思うと。
中学よりもいろんな人がいました。今まで出会わなかったような人がたくさんいました。
その辺の男の人よりかっこいい人、めちゃめちゃかわいい人、化粧が濃い人、運動がものすごくできる人、運動も勉強もたくさん頑張っている人、おじ様が大好きっていう人も、同性が好きっていう人も、中学にはいない人がたくさんいて刺激的でした。
高校2年生の頃、危うく交通事故で死ぬところでした。自分は自転車で、軽自動車と接触した後車道に転んでしまって、軽の後ろに大型トラックがいたのですが、運転手さんが急ブレーキで止まってくれてほぼ無傷でした。反対車線に警察の車がたまたま走っていて(パトカーじゃなかったように思う)、すぐに駆け付けてくれて、軽自動車のおじちゃんも止まっててくれて話聞いてくれました。そのお巡りさんが「トラックのブレーキ音すごかったよ!よかったねー」って言っていて、ぎりぎりだったんだなと。だけど、私も悪かったかなと思ってたのと、結構な転び方をして恥ずかしかったので一応連絡先はもらったような気がするけど、それだけでおしまい。痛いところはなかったので病院もいかず自転車も壊れていたなかったのでそのまま帰りました。あー恥ずかしかった、というのが一番の思いで、そのあとじわじわと
うわぁ、さっきやばかったな。トラックめっちゃ近かった。マジで死ぬとこだったんだ・・・生き延びた。生かされた。一度死んだと思っていろいろやってみよう
というように考えるようになりました。
とこんな風に書くと、この後の人生がすごく変わったように思うかもしれないですが、全然そうじゃなくて、まったく変わりませんでした笑。たまに思い出すくらいで、でも一度死んだと思って、と言っても生きているわけですし、死んだ経験もないし、私が劇的に変わるきっかけにはならなかったです。でも、とてもとても大きな出来事でした。
大学
理系の大学に行きました。今でいうFランなんだと思います。偏差値的には。
どうしようもない人もいましたが、ここで知り合った人たちは長く付き合っている人が多いです。サークルも一人暮らしも勉強もそこそこに楽しんだ4年間でした。卒業研究の発表後に「大学院に誘おうと思っていた」と教授に言われたくらいは頑張っていたように思います。いい人に恵まれましたね。卒業研究の相方はどうしようもない人でしたが。全部私がやって、当日「ここ読んで」と伝えて一緒に発表しました。質問が飛んできても私が答えましたね。・・・こう書くと上からって感じがしますがそんな風には思ってなくて、全然研究しない人だったけど結構なつっこくて、話が面白かったのでまぁよかったです。「よくあの人とやれるね」と言われたけど、仕方ないじゃないですかね、一緒にやることになっちゃったんですから。
一緒に研究しなかったら話すこともなかったようなタイプの人でしたが、話してみると良い人で、見た目で判断しちゃいけないし、見た目で損しているなとも思いました。人は見た目が9割・・・は言い過ぎだけど、第一印象がその後を左右することは大いにあるだろうなと思います。なんでも学びになりますね。
がっつり付き合った人ができたのも大学が初めてでした。ちゃんと好きだったような気がするんですが、付き合って半年以降は惰性でしたね。今思うと。そして、今思うとモラハラっぽい人でした。自分が正義みたいな。そういうのを仮面で隠している人。彼がいなかったらサークルは続けていなかったと思うし、サークルを続けていたなかったら今の友達と深く付き合うこともなかっただろうから感謝はしていますが、結局別れたのでもっと早くわかれれば良かったなと思いました。7年付き合いましたからね、ながーーーーーい。18~25歳の一番いい時期をこの人と過ごしたことは結構な後悔です。笑
ま、それも私のピースの一つですけどね。
学生時代を振り返って
学生時代を振り返ってみましたが、中学の時にちょっと拗らせましたが全体的には楽しい学生生活でした。
振り返ってみたけど、あまりこれと言った出来事はなかったですね。この頃くらいまではただただ楽しく、あまり苦労もせず辛い思いもせずぬるま湯の中で生きていたように思います。親のおかげですね。感謝。
自己嫌悪に陥るっていうのはあまりなかったので、この後の出来事が影響しているんでしょう。
ということで、今回はここまで。また頭の整理にやってきます。